オオカミたちによるバンド「MAN WITH A MISSION(マン・ウィズ・ア・ミッション)」。
まずその見た目のインパクトは絶大ですよね。
そんなMAN WITH A MISSIONのバンド名の由来や結成秘話、メンバーのエピソードなどについて紹介します!
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MAN WITH A MISSION(マンウィズ)とは?
「MAN WITH A MISSION(マン・ウィズ・ア・ミッション)」は、頭はオオカミ、身体は人間という外見の究極の生命体5人で構成されるという設定のロックバンドです。
略して「マンウィズ」、または「MWAM」と表記されることもあります。
メンバーは、
ボーカル : Tokyo Tanaka (トーキョー・タナカ)
ギター&ボーカル&ラップ : Jean-Ken Johnny (ジャンケン・ジョニー)
ベース : Kamikaze Boy (カミカゼ・ボーイ)
DJ&サンプリング : DJ Santa Monica (ディージェイ・サンタ・モニカ)
ドラム : Spear Rib (スペア・リブ)
の5人(5匹)です。
メンバーの中では、Jean-Ken Johnnyだけが日本語を喋れるということになっていて、ライブのMCも彼が担当しています。
ですが、歌やコーラスでは他のメンバーも日本語で歌っていたりもします。
2010年から活動をスタートし、ミニアルバム「WELCOME TO THE NEWWORLD」でインディーズデビュー。
その後、インディーズにしてタイアップへの起用や全米ツアーも行い、2011年にはアルバム「MAN WITH A MISSION」でメジャーデビューしました。
その後も数々のタイアップ起用や、ロックフェスへの出演、アリーナクラスでのライブも開催し、絶大な人気を獲得し続けています。
ライブでもオオカミの姿のままで、その設定は今も徹底されていますね。
MAN WITH A MISSION(マンウィズ)の名前の由来は?
では、MAN WITH A MISSIONの名前の由来はどこにあるのでしょうか?
MAN WITH A MISSIONを直訳すると「使命を持った男」。
ヒーロー的な存在なんですかね?
実は、この名前には元ネタがあるようです。
アメリカのロックバンド「Bad Religion(バッド・レリジョン)」の楽曲に「Man with a mission」という楽曲があります。
その曲が入っているアルバム「Recipe For Hate」のジャケットには、頭がオオカミ、体が人間という人物が描かれています。
まさにマンウィズそのものですね。
しかも、マンウィズのライブの登場SEとしてこの曲が使われています。
これらの点から、バンド名の由来はBad Religionの楽曲名から取っているのは明らかだと思います。
MAN WITH A MISSION(マンウィズ)の結成秘話
マンウィズの誕生について、公式な設定としては、
「19XX年、地球は戦禍の炎に包まれていた。
国と国、人と人、世界が互いの富と名声を戦争という、
時の権力者達のエゴイスティックなゲームにより勝ち取り、奪い合った時代。
地球の最果て、エレクトリックレディーランドの天才生物学者、
ジミー・ヘンドリックス博士(趣味:ギター)がその狂気の研究を完成させていた。
究極の生命体『MAN WITH A MISSION(MWAM)』(使命を持った男)。」
というストーリーが掲載されています。
地球を救う存在として生み出された生命体というような設定ですね。
当然これはフィクションです。
実際のところ、彼らはマンウィズとして活動する前から、別のバンドとして活動していたようです。
2002年から活動していたバンド「GRANTZ(グランツ)」がマンウィズの正体と言われています。
GRANTZは、茨城県つくば市出身のミクスチャーバンドで、インディーズで活動していました。
そのGRANTZが解散したのは2010年、マンウィズが活動を開始したのが2010年。
これは偶然でしょうか?
これだけでは全くマンウィズ=GRANTZという証拠にはなりませんが、実は証拠となり得ることがあります。
マンウィズの楽曲「NEVER FxxKIN’ MIND THE RULES」と「ROCK IN THE HOUSE」は、元々GRANTZの曲なんです。
これはカバーというわけではなく、マンウィズの曲としてリリースされています。
このことからマンウィズ=GRANTZというのは確実だと思います。
MAN WITH A MISSION(マンウィズ)メンバーのエピソード
オオカミの姿をしている彼らには、その設定とともに色んなエピソードもあります。
まず疑問に思うのは、あの姿のままライブをやっているのか?ということですよね。
オオカミの頭をかぶったまま歌えるのか?
実はライブでは、Tokyo Tanaka、Jean-Ken Johnny、Kamikaze Boyの顔は下顎が開いていて、その部分から歌っているようですね。
ライブ映像では、下顎の部分は映らないようなアングルで撮られていたり、後ろ姿だったり、実際に見ても下顎の中身は見えないようになっています。
でも、一番大変なのはドラムのSpear Ribのような気もします。
下顎もあるまま叩いているので暑いでしょうね。。。
このようにオオカミの設定は徹底されています。
また、オオカミの見た目から、子供の集団に囲まれるとボコられてしまうというエピソードを話していたりもしました。
でも、共演者から「写真を撮ろう」と言われてすぐに友達になれるというメリットもあるそうです。
まとめ
今回は、MAN WITH A MISSIONのバンド名の由来や結成秘話、メンバーのエピソードなどについて紹介してみました。
その独特な風貌から、一眼でみんな覚えるインパクトがありますよね。
そして、インパクトだけでなく楽曲のカッコ良さもあるので、これからも人気が続くでしょうね!