いきなりですが、アーティストと俳優の両方で成功している有名人ってたくさんいますよね。
でも、近年で一番成功していると言えるのはやっぱり星野源でしょう!
今回は星野源について、大手芸能事務所アミューズに移籍したのはなぜか?そして、いつから所属しているのか?など、経緯も含めて調べてみました。
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星野源の本業は俳優?アーティスト?
「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」を始め数多くのドラマや映画に出演し、その「逃げ恥」の主題歌である「恋」や、朝ドラの主題歌にもなった「アイデア」など大ヒット曲も多数ある星野源ですが、彼の本業は俳優なのでしょうか?アーティストなのでしょうか?
結論としては、両方が本業と言えると思います。
星野源は、2000年に高校時代の同級生らと一緒に「SAKEROCK(サケロック)」というインストゥルメンタルバンドを結成し、ギタリストとして活動をスタートしました。
インストゥルメンタル(歌のない楽曲)ということで、SAKEROCKではギターやマリンバを担当していて、ボーカルではなかったんです。
2003年にSAKEROCKとしてアルバム「YUTA」をリリースしデビューしました。
そして同じ2003年に舞台への参加をきっかけに「大人計画」という劇団、芸能事務所に所属することになりました。
このように、俳優とアーティストを本格的にスタートしたのは同時期なんです。
当時から俳優とアーティストの両方を並行していたんですね。
星野源がブレイクしたきっかけは?
最初は俳優もアーティストも大成功とは言えなかった
星野源は、俳優としてもアーティストとしても、最初から順風満帆というわけではありませんでした。
俳優としては、ドラマ「WATER BOYS」や「タイガー&ドラゴン」など有名なドラマにも出演はしていたものの、脇役で知名度はあまりなかったと言えます。
一方、SAKEROCKとしては精力的に活動していきFUJI ROCK FESTIVALなど有名なロックフェスにも出演し、徐々に音楽ファンの間での知名度は上がっていきましたが、やはりインストゥルメンタルということで、万人受けするようなヒットにはなりませんでした。
細野晴臣の影響でソロデビュー、ブレイクへの第一歩
そんな中、彼が尊敬するアーティスト、細野晴臣の影響により、ソロでの活動をスタートしたのが、現在の知名度につながったきっかけかもしれません。
はっぴぃえんどやYMOのベーシストであった細野晴臣さんがソロとして歌う姿を見たり、細野さんからの直接のアドバイスもありソロで歌手としての活動にも挑戦することにしたようです。
今夜の #星野源ANN は細野晴臣さんがゲストに登場!
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) November 16, 2021
公開中の映画『SAYONARA AMERICA』についてや、音楽のお話をじっくりと。星野さんの愛が溢れた放送でした。
細野さん、ありがとうございました!
次回は #おげんさん 第5弾放送後、松重豊さん・三浦大知さんがゲストです!https://t.co/3dIQ19IeKl pic.twitter.com/9Rm1uUkfYy
2010年に1stアルバム「ばかのうた」をビクターエンタテインメント内の細野さんのレーベルから発売し、本格的にソロ活動をスタートしました。
そして、2ndアルバム「エピソード」はオリコン5位を記録。
ソロアーティストとしてブレイクを果たしました。
星野源の俳優としての知名度のきっかけは?
アーティストとして成功し始めた星野源ですが、これまた時を同じくして2010年にNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出演、その後は徐々に役どころも大きくなり、ドラマ「コウノトリ」やNHK大河ドラマ「真田丸」など印象に残る俳優になっていきましたよね。
アミューズに移籍したのはなぜ?いつから?
星野源は、俳優としては「大人計画」に所属していたのは先ほども書きましたが、大人計画は劇団であるため、バンドであるSAKEROCKとしては「カクバリズム」という事務所に所属していました。
星野源はいつからアミューズに移籍した?
移籍のきっかけは、2015年にSAKEROCKが解散したことにありました。
星野源のソロアーティストでの成功に加えて、同じSAKEROCKのメンバーでトロンボーンを担当していた浜野謙太(ハマケン)も在日ファンクという別バンドでもボーカルとして活動しており、同じく俳優としても活動の幅も広げ始めていたのは解散の一因かもしれません。
2015年のSAKEROCK解散と前後して、星野源はソロアーティストとしてアミューズに移籍しました。
なぜアミューズだったのか?
バンドとしての活動が一区切りしたということで、カクバリズムを離れることになったのは理解できますが、なぜアミューズに移籍することになったのでしょうか?
そのはっきりとした理由は定かではありませんでした。
ただ、ソロとしてリリースしてるレコード会社ビクターエンタテインメントは、サザンオールスターズなどアミューズ所属のアーティストも在籍しており、そういう繋がりがきっかけとなった可能性はありそうですね。
星野源としても、さらにソロアーティストとして精力的に活動していくために、大手芸能事務所であるアミューズに移籍したいと考えたのかもしれません。
また、同じく俳優とアーティストの両方で大成功している福山雅治がアミューズに所属しているというのも大きく影響しているように感じました。
でも、実はアミューズに完全移籍したわけではなかった!?
アミューズに移籍と言いましたが、実は完全移籍したというわけではなく、アーティスト活動のみを「アミューズ」に所属、俳優としては引き続き「大人計画」に所属しているんです。
やはり、知名度がなかった時代から俳優活動を支え続け、2012年にくも膜下出血で活動を休止した際にもサポートをしてくれていたという大人計画には大きな恩義があるのでしょうね。
星野源の恩を忘れない姿勢にも頭が下がります。
その後、2016年にドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」の大ヒットにより俳優としての地位も確固たるものになったのと同時に、主題歌である「恋」の大ヒットで、今や知らない人がいない程の存在になったと言えるでしょう。
まとめ
今回は、星野源がアミューズに移籍したのはなぜ?いつから?という疑問について、実は完全移籍ではなかったという事実や、経緯も含め調べて考察してみました。
プライベートでは、逃げ恥で共演した女優の新垣結衣さんとの結婚も発表し、さらに俳優としてもアーティストとしても飛躍していく星野源を応援していきたいと思います。