しっかりと響く低音ボイスながら耳に優しく、聞く人の心をほぐしてくれるような心地よいリズム。
いま、独自の世界観を作り上げ話題になっている、歌手のiriさん。
こんなにオシャレな邦楽は聞いたことがない!
そんな話題曲をたくさん生み出しているiriさんの、プロフィールや経歴を紹介します。
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iriのプロフィール①本名、出身、年齢
本名は「宮田位里」
iriというアーティスト名、とてもシンプルで印象的ですよね。
この名前はそのまま「イリ」と読みます。
iriさんの本名は「宮田位里」で、アーティスト名は下の名前をローマ字表記したものです。
iriとしてデビューする前には本名で音楽活動をしていた時期もあり、その頃出演したライブのフライヤーが、本人のSNSに投稿されていました。
現在はiriとして活動しているため、本名が載った投稿は削除されています。
神奈川県逗子市出身の28歳
iriさんは顔立ちがはっきりしており、楽曲ではネイティブ感溢れる英語の発音を披露しているため、出身は海外?ハーフでは?と思う方も多いようです。
しかし彼女は、ハーフでも、帰国子女でもありません。
神奈川県逗子の出身で、海の見える静かな街で育ったそうです。
誕生日は1994年3月15日で、現在は28歳です。
iriiのプロフィール②身長
iriの身長はおそらく155~160センチ
公式プロフィールでは身長を公開していないiriさん。
TwitterにRAD WIMPSの野田洋次郎さんとのツーショットがあったので比較してみましょう。
野田さんの身長を調べたところ、180センチでした。
2人の写真を見てみると、iriさんの頭が野田さんの下唇あたりですね。
その身長差は20~25センチ程度と思われるので、おそらくiriさんの身長は155~160センチでしょう。
低身長ながら光るファッションセンス
抜群にオシャレな音楽性もさることながら、iriさんはそのファッションセンスも若者から注目されています。
2018年には、Amazon Fashion Week Tokyo 2019 S/S (現在はrakuten FWT)オフィシャルミュージックアンバサダーに就任。
SPACE SHOWERとのコラボイベント「FUZZNATION」に出演し、ライブパフォーマンスを披露しました。
身長が低くモデル体型とはいえませんが、ミニスカート姿で健康的な美脚を披露している写真も。
デビューしてからは、アーティストとしての自分のイメージを崩さないような服選びをすることもあるというiriさん。
しかし、気持ち良さそうに音楽を奏でている姿を見ると、着心地の良さ、身にまとってテンションが上がるかどうかという点も重視している気がします。
音楽と同じくらいファッションも大切にしていることが分かりますね。
iriの経歴
小学生の頃から音楽が好き
小学生のころから、テレビから聞こえてくる歌、ドラマの主題歌に耳を傾けていたiriさん。
MTVやSPACE SHOWER TVといった音楽チャンネルを見るようになり、洋楽に興味を持ったそうです。
その影響からか、中学時代は、歌ではなくダンスを熱心に練習していたようです。
ちなみに、この頃の夢は歌手でもダンサーでもなく、カウンセラーだったiriさん。
学校に馴染めなかった時にスクールカウンセラーの先生にとてもお世話になり、自分も誰かのためになる仕事がしたいと、一時期カウンセラーを志していたそうです。
今の姿からはあまり想像がつきませんよね。
高校時代はボイトレに励み、大学では弾き語りを練習
高校生の頃、アリシア・キース、ジェニファー・ハドソンのような歌声に憧れて、ゴスペルの先生のところへレッスンに通うようになります。
学校生活では、友達同士で群れることが苦手だったため、部活には入らず歌の練習に専念していたようです。
大学生になると、お母さんのギターを借りて弾き語りの練習をし、バイト先の老舗ジャズバーで歌う機会をもらうようになります。
他のミュージジャンとのセッションも経験するなど、たくさん勉強させてもらったようですね。
オーディション優勝後、ニューヨークへ留学
大学在学中の2014 年、雑誌「NYLON JAPAN」と「Sony Music」が開催したオーディション「JAM」でグランプリを獲得したのち、一時ニューヨークへ留学。
帰国後は、デビュー前であるにも関わらず、アメリカのミュージシャン、ドノヴァン・フランケンレイターの来日公演でオープニングアクトに選ばれパフォーマンスを披露します。
逗子育ちのiriさんの雰囲気に、カリフォルニアで生活するドノファンさんと通ずるものがあったのかもしれませんね。
海外の野外フェスにも参加!
Iriさんは2016年10月、アルバム「Groove it」をリリースしメジャーデビューを果たすと、数々の野外フェスやイベントに引っ張りだこの状態となります。
2017年には、子供のころから見ていたというSPACE SHOWER TVのイベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017」に参加。
2018年6月には、なんとフランスで行われた音楽フェス「ラ・マニフィック・ソサエティ」に参加し、そのパワフルな歌声は海外でも注目を浴びました。
その後、上海、北京、西安と言った都市で、初の中国ツアーも敢行。
海を越えて大活躍のiriさんです。
クロエ(Chloé)やヴァレンティノ(VALENTINO)のパーティーでパフォーマンスアクトにも抜擢された経験のあるiriさん。
年齢、性別、国籍などの壁を感じさせないボーダーレスな雰囲気で、多方面から人気を集めています。
CMに起用されているiriの楽曲
2016年のデビュー以降、たくさんの楽曲がCMやキャンペーンソングとして起用されているiriさん。
話題になった曲を紹介します。
「Watashi」
Nike Women「私に驚け」キャンペーンソングとして起用された「Watashi」は、キャンペーンのために書き下ろした曲です。
「世の中の女性たちが『普通』、『常識』といった言葉から解き放たれて一歩踏み出すきっかけになるような曲を」というイメージのもとに作られたこの曲。
iriさん自身、このイメージには強く共感し、素直に吐き出したい思いはあったそうですが、キャンペーンソングということで、たくさんの人に共感される言葉選びに悩んだそうです。
この楽曲制作を通して、新しい一歩を踏み出すことの大切さを、身をもって感じたiriさんでした。
「24-25」
iriさんが25歳の時にリリースされた「24-25」。
セイコー腕時計「ルキア」25th anniversaryのCM曲に起用されました。
25歳のiriさんが、これまで抱いてきた心の葛藤を通して、「なりたい自分になる」という宣言と綴った一曲です。
サビの部分で開ける雰囲気の曲調が、様々な葛藤を経験したことで、情けない自分やダザい自分も受け入れて、先へ進もうと前向きになっている様子を表現しているように感じます。
「渦」
国際ファッション専門職大学のテレビCM曲として起用されました。
コロナ禍で予定していたツアーが中止となり、仕事がなくなったタイミングで作成したこちらの「渦」という曲。
ステイホームの影響で、世の中のささいな動きに敏感になったり、深く考えすぎたりして心が沈でしまう。
iriさんだけでなくたくさんの人に共通したことではないでしょうか。
このようなネガティブな感情をリアルに表現したうえで、「どんな世の中になっても自分の色を誇りに」というメッセージも込めて、自分自身を奮い立たせながら書いたそうです。
まとめ
ここまでiriさんのプロフィール、経歴などを紹介しました。
今でこそ「夜のクラブで流れていそう」「夜のドライブで聞きたい」といったイメージが強いiriさんの楽曲ですが、もともとは弾き語りで音楽活動されていたというのが意外でしたね。
逗子の海岸で波音を聞きながら、曲作りしていたのでしょうか。
iriさんの楽曲には、シャキッと背筋を伸ばしたい時、反対に気持ちをゆるめてまったり過ごしたい時、どちらの気分にも合うものがあります。
みなさんも今日の気分に合わせてiriさんの曲を選んでみてはいかがでしょうか。