「小説を音楽にするユニット」というコンセプトで活動する大人気ユニット「YOASOBI(ヨアソビ)」。
そんなYOASOBIのコンポーザーであるAyaseの作曲方法について天才的だと話題になっています。
音楽理論は知らない?独学の作り方って本当?という疑問についても調べて考察してみます!
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YOASOBI(ヨアソビ)について
「YOASOBI(ヨアソビ)」は、ソニーミュージックが運営する小説&イラスト投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を音楽にするプロジェクトで、コンポーザーのAyase(アヤセ)と、ボーカルのikura(イクラ)の二人によるユニットです。
ボカロPとして活動するAyaseにスタッフが声をかけたことでスタートし、Ayaseがシンガーソングライターとして活動していたikura(幾田りら)の動画をAyaseが見つけたことによりユニットのボーカリストとして誘い、2019年10月1日に結成されました。
結成からわずか1ヶ月、11月16日に「夜に駆ける」のミュージックビデオを公開、12月15日に配信リリースしました。
ミュージックビデオは、YouTubeで公開から約5か月で1000万回再生を突破し、現在では2億5000万回再生を超えるほどの大ヒット曲となりました。
特に、TikTokでの人気は絶大で、「夜に駆ける」を使った関連動画の再生数は4億回を超えるほどの人気となり、若者を中心に知名度と人気を獲得しました。
2020年末には「NHK紅白歌合戦」にも出場し、お茶の間にも存在を浸透させましたね。
他にも、「ハルジオン」「群青」「怪物」など、数々の曲が大ヒットし、日本武道館でのライブも成功させるほどに人気です。
また、Ayase、ikura(幾田りら)それぞれの活動も活発に行なっていて、確かな地位を確立していると言えます。
YOASOBI(ヨアソビ) Ayaseの才能について
Ayaseの作曲方法が天才的
YOASOBIを結成する前から、ボカロPとしてすでに注目され始めていたAyaseですが、彼の作曲方法が天才的だと話題になっています。
Ayaseは幼少の頃から、ピアノの先生だった祖母の影響でピアノを演奏していました。
アコースティックギターも早くから弾いていたそうで、小学校高学年の頃にはすでに作曲をしていたそうです。
ギターで椎名林檎の曲を練習して、その曲のコード進行に合うメロディーを自分でつけてみたのが一番最初に作った曲だそうで、この頃から天才的な才能を発揮していたんですね。
高校生の頃には「Davinci」というロックバンドを結成し、ボーカル&リーダーとして地元である山口県や福岡県を中心に活動していました。
その後、Davinciとして上京し、約9年間活動を続けていました。
しかし、Ayaseが2018年に重度の出血性胃潰瘍となり活動を休止。
その後、入院中に一人で音楽を作っていく中、ボカロを使用した曲を制作し、ニコニコ動画やYouTubeに投稿するようになりました。
これを皮切りに、ボカロPとして活動していきました。
2019年に投稿した「ラストリゾート」は、10万回再生を超え初の殿堂入りを果たしました。
その後、楽曲提供なども行い知名度を上げていったのです。
Ayaseは音楽理論は知らない?独学の作り方って本当?
Ayaseは小学校高学年から作曲をしていたということで天才的な才能を感じますが、実は彼は音楽理論は知らないで、独学の作り方だという噂があります。
実際、Ayaseは「自分は音楽理論を知らない。クラシックピアノをやっていたので音感はあるけど、それだけ」と語っていました。
音楽理論としては知らなくても、幼少の頃から染み付いた音楽的な感覚のようなものがあるのは確かですね。
それこそ、まさに才能でありAyaseは天才であると思います。
Ayaseの音楽の作り方も独特で、PCだけで全ての音楽を作り上げているそうです。
今やPCを使って楽曲を制作するのは普通ではありますが、PCに加えて音楽制作ソフトと、キーボードやギターなどの楽器、その楽器をPCに接続するためのオーディオインターフェースという機材などは最低限、使用しているアーティストがほとんどだと思います。
でも、Ayaseはオーディオインターフェースも楽器も使用していません。
PCはMacbook Proで、マウスも使わずヘッドホンを直接繋ぐだけで制作しているそうです。
Logic(ロジック)という音楽制作ソフトを使って、MIDIという信号に音階と音色を付けて入力していくという方法です。
多くの場合、ピアノを弾ける人ならMIDIキーボードを使って、実際に演奏して入力するという方法が多いと思います。
でも、Ayaseは楽器を弾くのではなく、Macのトラックパッドでポチポチと入力していっているんです。
元々はお金がなく、色んな機材を買い揃えることができなかったのが理由のようですが、今も基本的にはその方法で制作しているみたいですね。
ある意味、PC一台だけでいつでもどこでも作業できてしまうのは効率的とも言えますよね。
とは言え、幼少の頃から培った才能と感性があるからこそ、その方法でもレベルの高い音楽を作り上げることができるのかもしれません。
まとめ
今回はYOASOBIのコンポーザーであるAyaseの作曲方法について、天才的なのに音楽理論は知らない?独学の作り方って本当?という疑問について調べてみました。
大人気となっているYOASOBIの音楽は、実はとてもシンプルな手法で作られていたんですね。
これからもYOASOBIの楽曲が楽しみです!