独特の世界観を繰り広げるオルタナティブ・ロックバンド「羊文学 (ひつじぶんがく)」。
そんな羊文学について、キノコ帝国やスピッツに似てる?という噂や、くりるなどからの影響についても調べてみました!
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羊文学 (ひつじぶんがく)とは?
羊文学は、
塩塚モエカ (ボーカル&ギター)
河西ゆりか (ベース&コーラス)
フクダヒロア (ドラム&コーラス)
の男女3人によるオルタナティブ・ロックバンドです。
2011年頃に、ボーカル&ギターの塩塚モエカを含む5人組のコピーバンドとして結成されました。
ライブハウスでのライブ活動をスタートし、その後、メンバー2人が脱退して3ピースのバンドになりました。
当時のメンバーは、塩塚に加えて、ドラムのしのとベースのわあこというメンバーでした。
その後、2015年にしのに変わってフクダヒロアが加入、2017年にわあこに変わって河西ゆりが加入し、現在のメンバー編成となりました。
2016年にはFUJI ROCK FESTIVALの新人の登竜門とも言えるROOKIE A GO-GOに出演。
その後、早くも海外公演も成功させ、2017年10月には全国流通盤となるミニアルバム「トンネルを抜けたら」でインディーズデビューしました。
2020年からはメジャーのソニーミュージックのレーベル「F.C.L.S.」からリリースしています。
映画やドラマ、アニメなどのタイアップにも起用され、多くのロックフェスなどにも出演し、精力的に活動しています。
女性2人と男性1人という編成、メロウで優しくもありながら歪んだギターサウンドを奏でる音楽性は独特ですね。
羊文学はきのこ帝国やスピッツに似てる?
ネット上には、羊文学はきのこ帝国やスピッツに似てる?という噂があります。
実際のところ似ているのか検証してみました。
羊文学はスピッツに似てる?
まず、羊文学がスピッツに似ている?という噂について調べました。
確かにサウンドの雰囲気や、キャッチーさ、女性と男性という違いはあれど、柔らかい声質という部分が似ているような気がします。
でも決定的に似ていると言われる要因となっているのは、羊文学の「1999」と、スピッツの「スパイダー」が似ているということのようですね。
確かにギターのフレーズやコード進行、サビのメロディーなどがなんとなく似ている感じがします。
ネット上でも似ているという声も見られるので、これが理由だと思います。
羊文学はきのこ帝国に似てる?
羊文学は、きのこ帝国とも似ているという声があります。
こちらに関しては、サウンドや曲の感じ、女性ボーカルという部分でもかなり近い雰囲気が感じられます。
きのこ帝国もオルタナティブ・ロックの色合いが強く、2007年に結成され2015年にメジャーデビューということで、羊文学の活動の少し前から活動しているとうう点でも比較されやすい存在かもしれません。
そして、羊文学のドラムのフクダヒロアがインタビューの中で、羊文学のメンバーになる前は「きのこ帝国っぽいなと思っていた」と発言していたりもして、メンバー自身もそういう感覚があったようですね。
羊文学のくるりなどからの影響
羊文学は、オルタナティブ・ロックバンドというカテゴリーとして呼ばれているようです。
元々オルタナティブとは、「他にはない、代わりがいない」というような意味で、商業的なロックやポップスと比較して、アンダーグラウンドで独特な雰囲気を醸し出しているようなロックについてそう呼ぶようになりました。
洋楽では、ニルバーナやソニックユース、ダイナソーJrなどが代表的なバンドですね。
日本でも、NUMBER GIRLやASIAN KUNG-FU GENERATION、サンボマスター、椎名林檎などオルタナティブ・ロックの要素が強いバンドやアーティストが多くいます。
くるりもその一つと言えますね。
ちなみにスピッツやきのこ帝国もオルタナティブ・ロックの要素を含んでいると思います。
一言でオルタナティブ・ロックと言っても、音楽性は幅広いんです。
くるりについては、インタビューなどで羊文学のメンバーも好きであることを公言しています。
そのあたりからもくるりからの音楽的な影響というのは少なからずあるのではないでしょうか?
また、逆にくるりのボーカルである岸田繁がツイッターで、羊文学が好きだという発言もありました。
羊文学、というバンドの音楽を聴いてみた。結構好きやった。声良くてギターうるさいの好き。https://t.co/OCSAy9lREP
— 岸田繁 Shigeru Kishida (@Kishida_Qrl) November 7, 2019
お互いに評価しているというのはすごいですよね。
羊文学は、結成当初にチャットモンチー、東京事変、9mm Parabellum Bulletなどオルタナティブ・ロック要素のあるバンドのカバーを演奏していたので、そのあたりもオルタナティブ・ロックからの影響が強いのが分かります。
まとめ
今回は、羊文学はきのこ帝国やスピッツに似ている?という噂や、くるりなどからの影響について調べてみました。
オルタナティブ・ロックという今は数が少ないカテゴリーだからこそ独特の存在感を醸し出しているところもあるは、これからも注目したいところです。
今後の羊文学の活躍にも注目したいと思います!